つちのこファンにとっては結構有名な東白川村ですが、 一般の人に話しをすると「あ、世界遺産の合掌造りで有名なとこね」という返事が返って きてしまいますが、それは早とちりというモンです。

合掌造りで有名なのは岐阜県の北に位置する「岐阜県 大野郡 白川村」で、 ワタシが「つちのこの発見事例が世界最高」と 思い込んでいる東白川村は下呂温泉の南の方にある「岐阜県 加茂郡 東白川村」 のことです。

東白川村と白川村との違い※1 はこれくらいとして、 ここで特筆したいのは「東白川村では つちのこの発見事例がとても多く、 しかも、つちのこを捕まえようという 「つちのこフェスタ」※2 なるイベントが毎年5月3日に開かれている。」ということなのです。

こういう場合大切なのは、「村人は本当に、つちのこを信じているのか?」「つちのこを見たという人に、 ワタシは出会えるのか?」ということで、「ワタシがそこに行けば つちのこを発見できるのか?」と いうことはそれほど重要ではないということです。(もちろん発見できたら嬉しいけど)

  最近の商業魂胆ミエミエの不思議系雑誌にあるような、資本主義に染まった つちのこなど見たくも ありません。 大地に根ざす人間の魂の根幹に響くような つちのこの詩を聞きたいのです。 大切なのは つちのこそのものではなく、人間と つちのことの関係性なのです。(興奮しすぎて意味不明ですが)

そういう意味では東白川村は100点満点でした。なにしろ、お土産物屋の店員さんも、ワタシが泊まった 旅館の仲居さんも “つちのこを見たことがある人” だったのですから!  そして、どんな姿だったのか? どんな動き方をしていたのか? などと質問すると、 それはそれは熱く つちのこを語ってくれたのです。※3

そうです、東白川村の村人の心は つちのこと共にあるのです。 ワタシはそう確信いたしましたよ!

そして、そのような東白川村の つちのこ心が具現化したのが、「つちのこ館」という素晴らしい施設なのです。 ここの二階は「つちのこ博物館」と なっており、東白川村でのつちのこ発見事例にとどまらず、つちのこに関する様々な情報※4 を 得ることができるのですよ。

圧巻は右の写真の つちのこ体験ゾーンにあるジオラマで、 ここでは1:1の つちのこ模型が展示されていて、つちのこがコチラをむいて 口をガバーっと開けるギミックまであるのです。いやー、つちのこって結構怖いです。

東白川村に来たら、まず「つちのこ館」に行くとして、じゃあ、その後、つちのこファンとしてはどこに行けば良いのかと言いますと、 ま、勝手にそこいらへんで つちのこを探していれば良いんですが※5、参考までに下記に「つちのこファンは行った方が良いかもよ」って場所を紹介します。



つちのこ館

東白川村に入ったら、まず「つちのこ館」を訪ね、 下で説明する「つちのこ秘伝」と「東白川村 里山たいけんMAP」 を是非、手に入れてください。

つちのこを発見した場合も、まずは「つちのこ館」に報告するのが良いでしょう。

つちのこ神社

非常にわかりにくいところにあります(^^;

平成元年に作られたようですが、 神社脇の庚申塚はカナリ歴史のある感がしますので、昔から 民間信仰の場所だったのでしょう。

「つちの子石」(標記通り)と 木槌 が祀られていました。

つちのこ公園

つちのこ神社の隣にあり、 つちのこの発見事例が多いと言われている沢へ降りることもできます。

補虫網で つちのこを追っかける子供の絵が描かれたカンバンがありますが、 なにぶん相手はヘビ(毒ヘビという説あり)ですので、かなり気合を入れないとヤバイです。
標識にまで、つちのこが・・

県道62号線にあった正式な道路標識です。 よく山間部には「動物注意」の標識がありますが、 これはまさに「つちのこ注意」の標識!

注目すべきは東白川村のつちのこはシルクハットに蝶ネクタイという 洒落モノだということです。

つちのこ発見多発地帯

親田(この土地の名)をモジッた標識ですが、 ま、この辺のセンスに関しては置いておくとして、この辺りが(「つちのこ神社」のすぐ近くです) つちのこ発見多発地帯だと いうことには興奮しないわけにはゆきませぬ。

でも、人はいないし、物音もしないし、薄暗いし、 ちょっとビビッてしまいましたよ。 なにしろ相手は(毒があるかもしれない)ヘビですからねぇ・・・。 つちのことの遭遇をリアルに考えると、結構コワイです。




東白川村 里山たいけんMAP
東白川村の主な施設は県道62号線が走る白川沿いに並んでいるのですが、 「つちのこ神社」や「つちのこ公園」がある つちのこ発見多発地帯は村の東南側の 山の上にあり、旅行者にはわかりずらいったらアリャしないですので、 絶対にこのMAPが無いと行けません。

それでもこのMAP自体、かなりアバウトですからねぇ、 見事「つちのこ神社」や「つちのこ公園」を見つけたときは、 そりゃ嬉しかったですよ。 さあ、皆さんも つちのこ神社・つちのこ公園 探しにチャレンジしよう!

つちのこ秘伝
まさに“秘伝”!※6 これには“つちのこの生態”から“捕まえ方”、さらには “つちのこを見た方のリスト”まで、つちのこファン必見の情報が満載です。

ワタシ的にはこの秘伝の中で一番のスペースを割いて掲載された 「ツチノコを語る」の著者の肩書きが「未確認生物研究会会長」というのが 非常に気になりました。ワタシは自ら「けさらんぱさらん研究家」という肩書きを 名乗っていますが、それ以上のお方なのでしょうねぇ、脱帽。

つちのこ秘伝は「つちのこ館」で入手できます。

つちのこフェスタ パスポート
毎年5月3日に開催される“つちのこフェスタ”で利用できる様々な特典が一つになった 回数券ですが、ここはカッチョよく「パスポート」と呼びましょう。

これさえあれば、つちのこ探査に参加できるし、ケガをした場合の保険にも入れるし、 ビールは飲めるし、その他にも“つちのこフェスタ”を満喫するためのいろいろなサービスを 受けられます。

当日、イベント会場にても購入できますが、 「つちのこ館」で事前に購入しておくと、なんかイッパシの“つちのこ探索隊”に でもなった気分が楽しめますよん♪

じゃがいもドーナッツ/つちのこクッキー
この地方には、ホウバ味噌だの、マスの塩焼きだの、山菜料理だの、お茶だのと、 必ず食べたほうが良い料理はたくさんありますが、あえて、この二品を推薦します。

じゃがいもドーナッツは生地の中にじゃがいもの粉を使ったドーナッツですが、 食感がモチモチしていて、いやー、感激モノです! このじゃがいもドーナッツは高山地方や白川郷(同じ 白川でも、こちらは岐阜の北の山奥にあります)でも販売されていました。

つちのこクッキーはつちのこの形をしただけの普通のクッキーですが(^^;、やはり東白川村のお土産としては これを外すわけにはいかないでしょう。




※1 東白川村と白川村との違い

白川郷のある白川村は非常に観光化が進んだ場所であるため、 ゴールデンウィークには宿を取るなど至難の業ですが、 東白川村は「つちのこフェスタ」がゴールデンウィークの最大のイベントであるような つつましやかな村であるため、ワタシの宿泊した旅館の客はワタシ一人だけでした。

これは何も揶揄しているのではなく、観光地にありがちな慇懃な雰囲気は まったくありませんし、旅館の食事は見事ですし、 料金は安いし、オマケに仲居さんは つちのこを見たことある人ですし、 人ごみを離れて自然の中でゆっくりできる素晴らしい場所です。

※2 つちのこフェスタ

平成元年以来、毎年5月3日に東白川村で開催されるイベントで、 つちのこを見つけると賞金(毎年1万円ずつアップ、2006年は117万円)が もらえる「つちのこ探索」が行われたり、 地元の名産品の販売や丸太切り大会などのゲームが行われたりします。公式サイトはコチラ

参加者は基本的には小さい子供のいる親子連れがメインですが、 チラホラとワタシのような なむしょりん の姿も目に付きました(^^;

※3 それはそれは熱く つちのこを語ってくれたのです。

太さは旅館の部屋にあるような魔法瓶を少し細くした感じで、長さも魔法瓶ほどだとか。 驚くべきことに、ヘビのようにクネリながら進むのではなく、縦に転がるように山道を降りて行ったと いうことです。しかもそのスピードはとても速くて、アっというまに視線から消えてしまったということ。

こういう話をノンビリと風呂上りにビールを飲んでいるときに、仲居さんから聞けるなんて、 実に極楽ゴクラクではありませんか!

※4 つちのこに関する様々な情報

ワタシが気に入ったのは、「西日本でのツチノコの呼び名」の表と 「岐阜県東白川村ツチノコ目撃地図」ですねぇ。 また つちのこの基本知識を列挙しますと、

◎ ネーミングは槌に似ているところから付いたので、槌の子が正しい標記。
◎ 尻尾を咥え輪になって転がる。
◎ 転がらない場合は、蛇行しないで真っ直ぐ前後に動く。
◎ 動きが素早い。
◎ いびきいをかく。
◎ まぶたがあり、まばたきをする。
◎ 垂直に立つことができる。
◎ ジャンプする。(2mぐらいとの説があるようです)
◎ 毒があると言う説がある。(無毒説もあるようです)
◎ 春から秋に出没する。
◎ 昼行性である。(夜行性だという説もあるようです)
◎ 群れを持たず、1匹で行動する。

てなとこです。

毒があって、動きが素早くって、ジャンプまでするってことは カナリ危ない動物だということになるんですねぇ。やべぇ、気軽に捕まえられる動物じゃないじゃん。

※5 勝手にそこいらへんで つちのこを探していれば良いんですが、

いろんな情報を集めると、どうやら つちのこは水辺に近いところに生息しているらしいです。 特に、山の中の沢べりなどが一番アヤシくて、発見事例もそういったところに集中しているようです。

しかし、こういった場所にはマムシなんかもいるでしょうし、なにより つちのこ自体がカナリあぶなそうな 動物なので、やるんだったら気合を入れてかからないと、返り討ちにあったりしそうです。。。  やっぱり、つちのこを捕まえるのではなく、つちのこと共存できる環境を大切にするということが 重要なのかも知れませんねぇなどと、大人な発言をしてみたりして。

※6 まさに秘伝!

この「つちのこ秘伝」に書かれている概要はといいますと、、、

◎ 其の壱 つちの子とは!?
つちのこの「体長」「体色」「体型」「特徴」「生息地」が書かれています。
◎ 其の弐 つちの子を捕まえるには?
つちのこを捕まえるための「服装」「必需品」「作戦」が書かれています。
興味深い内容としては「(つちのこは)するめや人間の髪の毛を燃やした匂いを好むとの説有り」という箇所ですねぇ。
◎ 其の参 遭遇した場合
2人1組で捕獲する方法が詳しく書かれています。
◎ ツチノコを語る
未確認生物研究会の会長の文章が掲載されています。
この方によれば、つちのこは、天狗や河童のように架空の生物ではなく、日本固有の生物だとのことで、 なんとこの方は、すでに巣穴を5ヶ所も確認し、自動撮影を始めたという、つちのこ探しのパイオニアとも 言うべき凄い人のようです。また、つちのこは冬眠の前の時期が草むらで動かないでいる場合が多いので、 捕獲するには一番だということですので、つちのこハンターの方は是非、参考にしてみてください。
◎ 私は見た
東白川村における つちのこ発見事例が氏名、発見日、その時の状況付きで書かれています。

ワタシもこれを真似して「けさぱさ秘伝」を作りたくなってしまいました。 




● 中央高速道路の中津川ICから国道257号−国道256号−県道62号経由で、 約1時間ぐらいです。
(つちのこ館は県道62号線沿いにあります) くわしくは 東白川村のサイトにてご確認ください。

● 下呂温泉まで車で約1時間程の距離ですので、下呂温泉に宿を取っておいてから東白川村で
つちのこ を 探すのも 割りにアレ かもしれませんねぇ。