アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏が「地球上で輝いている場所」を観測し、詳しく緯度経度を調べてみると「そこは御岩神社だった」という逸話があるようです。さらに日本人初の女性宇宙飛行士である向井千秋さんも宇宙からこの光を見たのだとか。これはもう行ってみるしかないでしょう! Youtubeにこの場所を紹介する動画をアップしました
「宇宙から見えた光」とはなんだったのか? そもそもそれって真実なのか? いろいろ意見はあるでしょうけど、ボクはその話を信じますねぇ。だってワクワクするじゃないですか♪
日本の神話にある「神々が住む高天原」は実は「常陸の国にあった」という説も近年では出てきましたし、このあたりは縄文時代にとても栄えた場所であることも考古学的調査で明らかになっていますので、きっとこの地には「なにか凄いパワーがある」に決まっていますよ!
光を発したと(ボクが勝手に思っている)「かびれ神宮」は御岩山の山腹にあり、御岩神社から40分程度かかります。ちょっとした登山なので、靴や雨具そして水などの装備を忘れずに。(ちなみに御岩山山中は水以外の飲食は禁止されています)
この地は中世には山岳信仰とともに神仏混淆の霊場となり、江戸時代に至っては水戸藩初代により出羽三山を勧請し水戸藩の国峰と位置づけられ、徳川光圀公(水戸黄門さまです♪)など藩主代々参拝を常例とする祈願所だったのです。御岩山に登る前のお参りを忘れずに!
ご神木/三本杉: 幹周囲九メートル、高さ五十メートル推定樹齢600年、幹が地上3メートルより三本に分れ均等に天をつく巨樹で、県指定天然記念物であり林野庁指定の全国「森の巨人たち百選」に茨城県で唯一選定されている樹木らしいです。
※参考サイト:御岩神社/常陸國最古霊山
※参考サイト:常陸国風土記
これぞ「かびれ神宮」です! 到着したときはメチャ感動しました。
御祭神は 天照大神(アマテラスオオミカミ)、 邇邇藝命(ニニギノミコト)、 立速日男命(タチハヤヒヲノミコト)です。タチハヤヒヲノミコトは常陸國風土記にのみ登場する神様で、この地の土着の神様なのでしょう。
日本人に限らず人は「山を神聖な場所」として感じるようなDNAを持っているようで、古今東西の神話に「山は神々や時として魔物の住む場所」として描かれています。 つまり「日本の山岳信仰」は人間の本能的なものなのかもしれません。
何人かの方がやはりこの場所にお参りに来ていましたが、皆、神々しい顔つきをしていましたよ。
かびれ神宮からさらに30分ぐらい登った山頂(からちょっと降りたところ)に、この岩が祀られていました。宇宙から見えた光はこの岩から発せられたの?
山頂にはこのような神々しい岩も祀られていました。
山頂からの眺めは素晴らしいです。
縄文時代の遺跡が発掘されたり、「常陸國風土記」(721年)に「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記載されたりと、「古代より信仰の聖地」であったこの地には、国之常立神 大国主神 伊邪那岐神 伊邪那美神 大山祗神 をはじめとした188柱もの神々が祀られていて、さらに境内のいたることこに石像が祀られていました。
楼門に祀られていた絵(太陽編)
楼門に祀られていた絵(月光編)
ガーガーという蛙の声が響いていましたが、結局姿は見つかりませんでした。
一の鳥居の内側に(ほぼいつもいらっしゃる)ワイン珈琲のお店。ここかなり美味いんですよ。
Youtubeチャンネル「日本の秘境をゆる〜く探検」にアップしたこの場所の動画です
【自家用車】
常磐道 日立中央IC―(県道36号線・日立山方線)―― 御岩神社
※日立中央IC―御岩神社間は車で約10分
【公共機関利用】
JR常磐線日立駅(中央口1番のりば 茨城交通60東河内方面) ―― 御岩神社前