最近できた故郷料理を売り物にする小料理屋で、ホヤだのカラスミだのを食べていたとき「日本はホントに珍味王国なんだなぁ」とつぶやいたら、「日本には王様はいないぞ」と隣の客に言い返されました。
オヤジ意味わかんねぇよ・・・・というわけで『珍味特集』です。
ワタシは珍しい食べ物を探して、地方をドライブするのが大好きなのですが、ネットで面白そうな食材を探すのもまた面白いですねぇ。実にたくさんの“知らない食材”が見つかります。
酔っ払ったオヤジがなんと言おうとやっぱり日本は珍味王国ですよ(^^)
今回はネットで買える珍味と、それっぽい本を紹介していきたいと思います。
『大正解日本人の食欲の謎』
(重金碩之)
全国の胃袋自慢への挑戦状!
伝統的食材、新しい食品、文豪・食通の愛した珍味などなど、料理の雑学をクイズ形式で紹介。
有限会社かねまん
長野県 上伊那郡
「いなご」「ざざむし」「蜂の子」など
念のために言いますと、「ざざむし」ってのは、カワゲラ、カゲロウの幼虫で、これを食べるのは伊那地方なのです。
以前サイトで見つけ、衝動的に伊那まで食べに行ったことがあるのですが、実はネットで買えちゃったりするわけです。でも現地の店で試食をしながら購入したのはすごく楽しかったですけどね。
噛み潰したときの“虫っぽさ”はなれればクセになりますよ。ご飯のオカズが一番いいかも。
ザザムシ漁には、12月1日から翌年の2月末日までと、ちゃんと漁期が決められているのです。ただの虫だと思ったら大間違いですぞ!
孤高の珍味、昆虫食!
〜昆虫食関連の本を紹介しませう。
食欲の秋です、いかがでしょう〜
虫を食べる人びと
1,800(税別)
カミキリムシの幼虫は刺身で食べましょう?!
昆虫食はいかが?
1,553(税別)
19世紀末に書かれた幻の奇書です!
奇食珍食
552(税別)
オタマジャクシやヒルのソーセージ・・
小川うに株式会社
山口県 下関市
「磯かおり塩うに」(練りうに)
「山口県北浦」と言えば古くからの「うに産地」として有名ですが、 この「小川うに」は1936年の創業以来、「北浦のうに」の代名詞としてその名を轟かせている、老舗中の老舗なんですよ!
特に「磯かおり塩うに」は小川うにの商品の中でも最高級品で、
“アルコール分もごく微量で、磯の風味が生きています。ふっくらと熱いごはんに添えて。お気に入りのお酒のお供に。”
といったものです。
ちと値段が張りますが、やっぱり珍味愛好家としてはこれくらいはいかなきゃあ。
平田水産
山口県 新南陽市
「このわた・このこ瓶詰めセット」
「このわた」とは「海鼠腸」と書いて、なまこの内臓で、 また「このこ」とは「海鼠卵巣」と書いて、なまこの卵巣の事らしいです。
波が荒い海では、なまこは波にさらわれないようにと とても大きく成長してしまい味が落ちるらしいのですが、 瀬戸内海は太平洋・日本海にくらべて波が穏やかなので、 大きさも程よく、そのなまこから取れるこのわたも 大変おいしいものができるのだとか。
つまり、なまこは瀬戸内海モノってことなのでしょう。食べてみたいなぁ。
日本三大珍味とは・・・
「長崎のからすみ」、「越前のウニ」、「三河のコノワタ」がそうらしいです。
これらは時の権力者に献上され、「うむ、美味じゃな」とか言われていたんでしょうね。
某アイスクリームの歌に「昔は王子様でも食べられい」という意味の歌詞がありますが、将軍様ご用達のこれらの珍味は、庶民にはとても食べられるものではなかったはずです。
それがインターネットで簡単に手に入れられる時代になったとは。 いい時代に生まれてこれて良かった良かった。
海翁有限会社
福岡県 福岡市
「からすみ」
「からすみ」とは「ぼら」の卵。形状が唐墨に似ているところからそう名づけられたとか。
DHAを多量に含み、なんか頭良くなりそうなんで、ワタシにも必要かもしれないなぁ。
日本酒との相性が最高で、夏は冷酒にピッタリだとか。日本を満喫するためにも、からすみ&日本酒は欠かせませんねぇ。
このサイトの説明によると太閤秀吉にも謙譲され重宝されたとか。からすみで旨い酒を飲んで、天下国家を論じましょうか。
有限会社 児玉養魚場
宮崎県東臼杵郡
「にがうるか」
「にがうるか」とは「あゆ」の内臓の塩辛です。(城みちるが乗っていたのは「いるか」です)
この店の にがうるか は秋の時期の脂の少ないあゆの内臓だけを使った塩辛だそうで、苦味の中にもほんのりとした甘味があるのだとか。 うーん、お酒飲みたくなったなぁ。・・・
この他にもこのサイトでは「生鮎」「焼鮎」「卵うるか」などの鮎製品を販売しています。まさに左党にオススメのお店ですねぇ。
日鯨商事
東京都 江東区
「鯨のオバイケ」
「オバイケ」と聞いて「オバQ」を思い浮かべたのはワタシだけではありますまう(^^)
これは鯨の尾のことで、シャキシャキ感がたまらないです♪ あとサエズリ(舌)も大好きですねぇ。行きつけの店でよく食べます。
いろいろ言われている鯨ですが、日本の伝統的な食文化です。 外国人にもキッチリと説明し、胸を張って食べたいものです。
株式会社 かゞみや
福井県 福井市
「へしこさば」
「へしこさば」とは若狭から『鯖街道』のを運ばれ京都に献上されたた若狭古来の鯖加工品です。
塩押しし、糖にわたして、土用を越し、一年以上の歳月を経て漬け込む若狭独自の郷土食です。焼きたては酒の肴にもご飯のオカズにもどちらにも最高ですよね。
このサイトでは「へしこの旨みと昆布・赤ジゾの ハーモニーをおためしください。」と書かれていました。 こういう楽しみ方ができると、大人って感じですよねぇ♪
料理長がこっそり教える酒の肴
続・料理長がこっそり教える酒の肴
「ストレス発散」に酒を飲むなんてもったいない! じっくりと酒と向かい合って、味わって飲むことがどんなに贅沢なことか。
そんな至福の時を旨い肴と共にするためのマニュアルがこの本です! いい酒はいい人生をつくります。
磯料理「喜利屋」
岩手県 九戸郡
「天然ほや」
「海のパイナップル」と呼ばれる「ほや」です。
「あの匂いが・・・」と言う方も多いと思いますが、 新鮮は「ほや」はほとんど匂いがないのですよ。 ワタシも今の行きつけのお店(美味い肴が出るのです)で 食べるまではちょっと遠慮気味だったのですが、 新鮮なほやはかなりイケますよ。
サイトには「さばき方」が掲載されていますが、それだけでも一見の価値ありです。「ほやってこんな形だったんだぁ」って感動する方もいらっしゃると思いますよ。
グルメショップ ひたちや
東京都 亀有
「むしかれい」
“本むしかれいは主に常磐沿岸(福島県の太平洋側)でとれます。
このかれいは、京都の若狭かれいとならび、干物の女王様と言われているようで、肉厚で超美味なんだそうです(^^)
「干物の女王」っていうネーミングが良いですねぇ。女王様を肴に酒が飲めるなんて、割りにアレな感じです。
また、このお店にはこのページにあるいろんな珍味が揃っていて、 商品一覧見てるだけで楽しくなりますよ。
御魚処 田島魚問屋
福井県 坂井郡
「若狭かれい 一夜干し 」
日本海の荒波で育った若狭かれいは、寒風で干しあげられ、 ほどよい汐加減と淡白な身に漂うほのかな甘みと香りが旨みがあるようです。
またこの「若狭かれい」には「皇室献上品」と書かれてありますので、 前の「本むしかれい」が“女王”ならこの若狭かれいは“王様” といったとこでしょうかねぇ。
炙って、酒の肴にしたら美味いんだろうなぁ。
本舗 十字屋
宮城県 塩釜市
「牡蠣の塩辛」
宮城産の新鮮な牡蠣の風味と栄養を活かし、長期熟成し、塩辛に仕上げた塩辛です。
そのままでも美味そうですが、 大根おろしやうずらの卵、また、山芋の千切り等にあえると日本酒にピッタリだとか。
こういう大人の食べ方って素敵でござんすねぇ。ああ、大人力を磨いて、もっともっと人生を楽しみたいですねぇ。
株式会社 かいや
山梨県
「あわびの煮貝」
あわびは当然、海の貝ですが、甲州山梨には海はございません。 にもかかわらず、これはれっきとした山梨の名産です。
駿河の海で獲れたあわびを加工して馬の背中に乗せ、ユラリ揺られて甲斐の国に到着するころには 煮貝は適度の味をしみ込ませ、最高の味に仕上がっているというのが、その理由です。
まさに偶然がつくった名産品。世の中何が幸いするかわかりませんねぇ。
漬け物大全 美味・珍味・怪味を食べ歩く
発酵食品と言っても、塩漬けから糠漬け、味噌漬け、酢漬け、粕漬けなど、発酵のさせ方は様々あります。
素材も漬け床もつくり方も実に多種多様な漬け物を、日本をはじめ、中国、韓国、東南アジア、ヨーロッパなどにたずね歩いた集大成といった本です。
まさに発酵食品を求めての冒険の書といったところでしょうか。 ワタシもこんな冒険してみたいですねぇ。