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山間の美しい渓谷を流れる清らかな水、とくれば、イコール“蕎麦が旨い土地”ということで決まりでしょう。

ましてや、ここ茨城県常陸太田市水府地区(旧水府村)の渓谷の名前は「竜神峡」、流れている川は「竜神川」。竜の名のつく場所の蕎麦が旨くないわけ無いじゃないですか!(なんとなくそんな感じがしませんか?)

この地方の土壌、水質、日照時間などが蕎麦に適しているのか、水府地区の蕎麦の在来種は香り・風味・甘味に優れており、
江戸時代には、あの黄門様(水戸藩主 徳川光圀)が
特産品としての「水府たばこ」の裏作としての蕎麦の栽培を普及させたのだとか。

現在では「常陸秋蕎麦」と呼ばれ、全国有名そば店やそば職人からは「品質日本一」
「玄そばの最高峰」などと、まさに「頭がたか〜い」って感じで評されている逸品なのですぞ。

そして、ここ水府地区には蕎麦の名店が並ぶ「そば街道」があり、それぞれの店のコダワリを十二分に堪能できるのです。

大の蕎麦ファンであるワタシは、蕎麦の収穫期 にはちょくちょく「そば街道」に蕎麦を食べに行くのですが、ここの蕎麦は竜神の恵からか、香りも味わいも深く、当然コシも見事な逸品です。

東京から車で3時間ぐらいの距離ですが、このくらいの距離が丁度いいですねぇ。休日の早朝、旨い蕎麦を思い浮かべながら、蒼天の下を車を走らせる気持ちよさったらありゃしないですよん♪




蕎麦は種を播いてから収獲までがおよそ2〜3ヶ月ほどなので、
理論的には年に4回収穫できることになりますが、冬に蕎麦を育てるには気候条件が揃った場所でないと難しいでしょうね。

通常「春蕎麦」は晩冬に種まきし晩春に収獲するもので、遅霜などの気象に大きく影響を受けるため、その年によって出来がかなり違ってくるようです。

「夏蕎麦」は晩春に種まきし晩夏に収獲、「秋蕎麦」は晩夏に種まきし「晩秋」に収獲するといった具合です。植物の成長に太陽光線は欠かせませんから、日照時間の長い時期(つまりは秋分の日前後)にもっとも成長する「秋蕎麦」が一番味わい深い蕎麦となるわけです。

ここ水府地区でも、やはり毎年10月下旬ごろに出回る「秋蕎麦」が最高の味なのですが、更に「秋蕎麦」を年を越させ厳寒期に熟成させ2月ごろに市場に出される「寒蕎麦」が旨みや甘みが豊富なまさに至高とも言える蕎麦となります。

そういう意味では、ここ水府地区の蕎麦の旬は、できたての若い蕎麦を楽しむ「秋蕎麦」と完成度の高い芳醇な蕎麦を楽しむ「寒蕎麦」の2つの旬があるといえるでしょう。

毎年、2月には「すいふ蕎麦まつり」というイベントが開催され、至高の「寒蕎麦」を楽しめますよん♪





水府村に目指すには、常磐自動車道の常陸太田ICから行くのが、
一番解りやすいですかねぇ。常陸太田ICから293号線に入って、そこから349号線に右折ししばらく行くと、「竜神大吊橋」の標識が出てくるので、そこを左折してしばらく行くと「蕎麦街道」に入ります。(上の地図の下の方から入ることになるはずです)

上の地図には16店舗の蕎麦屋をピックアップしてありますが、これだけ沢山の蕎麦屋がありますと、当然「蕎麦屋のはしごでもやってみようかな」なんて思ってしまうでしょ?

ワタシもそのような衝動にかられ、以前、「そばハウス龍Rutin亭」→「竜神ふるさと村」→「水府村物産センター」→「やまめ茶屋」とはしごをしたことがあります。
丁度、秋蕎麦のシーズンだったこともあり、香りの良い蕎麦を存分に楽しめましたよん♪

やまめ茶屋で食べ終わった時間が午後4時近くだったため、次の目的地へと向うべく水夫蕎麦街道を後にしたのですが、あと、2〜3杯はいけたかなぁ、なんて強がりを言ってみたり。。。。

皆様のなかで、大喰い自慢の方はチャレンジしてみては?





水府地区では「常陸秋蕎麦粉」も販売されています。また、ネットでも購入できるので、
是非、至高の蕎麦粉を手に入れてみてはいかがでしょう。

自分で蕎麦を打たれる方はもちろんですが、蕎麦を打つのは面倒だ、と思っている方でも
簡単にできる「蕎麦がき」はオススメです。

ちょっとした蕎麦屋になら酒の肴として出してくれるこの蕎麦がきですが、
至高の蕎麦粉を使って、しかも自分で作ったとなると、楽しさも倍増ですし、
調理中に味わえる蕎麦の香りはさすが「常陸秋蕎麦」ですよん♪

ワタシ的には、蕎麦がきをスプーン一杯ぐらいを海苔で挟んで、ワサビ醤油をちょっと付けて食べるのが最高ですね。酒の肴にピッタリです。

是非、皆さんもご自分の好みで蕎麦がきを楽しんでください。


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