
■日英ソースバトル

最初に断っておきますが、ここで言うソースとは「ウスターソース」のことです。こう言うと、
「ボクはとんかつソースの方が好きなんだよな」とか「私は中濃ソースが好き」とかいう人が
出てきそうですが、そういう意見は根本的に間違っています。

「中濃ソース」も「とんかつソース」も、ソースの種類としては「ウスターソース」に分類されます。
「薄いからウスター」とホンキで思っている方はすぐに悔い改めてください。日本で普通に「ソース」と
言ったときには、茶色い「あのソース」のことを指しますが、「あの茶色いソース」のことを(濃い薄いに関係なく)、ウスターソースと呼ぶのです。

これはイギリスのウスターシャー州がその発祥の地だと言われているところから名づけられたもので、“野菜や果実などのジュース、ピューレなどに食塩、砂糖、酢、香辛料を加えて調整、熟成した液体調味料。(ウィキペディア調べ)”を差します。「中濃ソース」「とんかつソース」というのは、ウスターソースの濃度の違いによって付けられた、補助的な名前で、どれもこれも製品名としては「ウスターソース」なのです。

で、そういう薀蓄はおいておいて、今回は、イギリスの本場ウスターソースと日本のウスターソースとはどう違うのか、ということを調べてみました。

エントリーした下記ソースの中で、「リーペリンソース」というのは、まさに元祖ウスターソースで、世界初のウスターソースとしてイギリスではシェア率90%以上を占める、ソースの老舗なのです。それに対抗する我が国のウスターソースとして、東京ソース工業協同組合の開発した「生そうす」と、ワタシが幼少のころから「メインじゃないけど、一番美味いぜ」と信じていた「イカリソース」。ちなみに「イカリソース」のCMに、あの いかりや長介さんが出演していたと記憶しているのですが、覚えている方いらっしゃいますか?


味は三者三様ですね。リーペリンは一番スパイシーですが、ちょっと味がトンガリすぎているかなぁって感じ、生そうすは、「野菜や果実がとても豊富に使われている」感がしましたが、ワタシには若干子供っぽい味という感じ、イカリソースはスパイスも香ばしさもグッドですが、ちょっと塩辛いかなぁって感じでした。

ま、こういうのは、ソースを何に使うか、ということが問題ですねぇ。
ワタシの思い付きでは、「リーペリン」はサラダ用のドレッシングに隠し味に入れたり、カレーなど煮込み料理をつくるときの隠し味に入れたりといった、料理をする際の隠し味として使うのがよさそうで、出来上がったカツカレーや揚げ物にグワシとかけるのであれば「生そうす」が、豚肉をソース炒めしてご飯に乗せるような、同じ料理に使うにしても隠し味ではなく、メイン調味料として使うには「イカリソース」がそれぞれ合ってそうな気がしました。

ワタシは一種のソース中毒なところがあって、昔から「とんかつを食べているのかソースを食べているかわからん」と親によく怒られていたことを思い出してしまいましたねぇ。。。

2008.5.5
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