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■究極の醤油で卵かけご飯を食べてきた!

ちょっと前から、卵かけご飯がブームらしく、「卵かけご飯専用醤油」やら「卵かけご飯専用卵」なども 地元のスーパーに並ぶようになってきました。また、ネット上にも卵かけご飯をテーマにしたサイトが いくつもでき、美味しい卵かけご飯のつくり方など、様々な薀蓄が語られているようです。

かくゆうワタシは、子供の頃には卵かけご飯を食べた経験こそあれ、それほどこの料理(?)に 興味を持っていたわけでもなかったのですが、前述したように地元のスーパーの調味料売り場に行くたびに 「卵かけご飯専用醤油」を見ることが多く(ワタシはキ印がつくほどの調味料マニアなもので。。。)、 ついにはサイトで調べて、卵かけご飯専用醤油を作っている工場を見学してやろうってことになったわけです。

行ってきたのは埼玉県坂戸市にある、創業大正12年の醤油の老舗「弓削田醤油株式会社」が運営する「醤油王国」。醤油工場の見学はもちろん、各種醤油の販売や、醤油を使った軽食(卵かけご飯もモチロンある)も食べられちゃう、実に素敵な醤油ワンダーランドなのです。

ワタシはここで初めて醤油製造の奥深さに触れることができ、最高級品の醤油を味わうことで、今までの醤油観を180度ひっくり返されました。まさに「醤油パラダイムシフト」でしたよ!

醤油パラダイムシフトに関しては、また別の機会に詳しく書こうと思いますが、卵かけご飯用の醤油という観点からのキーワードを記載しておきましょう

【100%国産丸大豆醤油】
通常の醤油は大豆から油脂を取り除いた「脱脂加工大豆」を使って製造されます。 「丸大豆醤油」とは大豆を丸ごと(つまり脱脂加工しないで)使った醤油で、「丸大豆」という種類の大豆があるわけではありません。そして、原材料の大豆と小麦全てが国産品である100%国産の大豆と小麦を使った国産丸大豆醤油は全醤油シェアの0.2%程度しかないのです!

【天然醸造】
冬に樽または桶に仕込んで夏に発行させ秋から冬にかけて熟成させる。つまり製造までに1年間かかるのが天然醸造。それに比べ世の中の殆どの醤油は、タンク内で強制的に発酵熟成させ4ヶ月から5ヶ月で完成品となります。なかには、天然醸造された醤油に更に麹を与え仕込み直し、1年寝かせた「重ね仕込み」なる超高級品もあるのです。

【生醤油】
醤油は絞った後、通常は熱処理をして、色や味を濃くしたり、日持ちが良くなるようにします。これを行わない微生物が生きた状態のものが生醤油。煮物や調理に使うには適さないようですが(詳しくは別途どこかで書きます)、いわゆる「つけ醤油」や「かけ醤油」として使うにはこれが最高。まろやかな風味と味わいは醤油パラダイムシフトを引き起こしますよ!

で、醤油王国では近隣の養鶏場からその日の朝届けられた卵を使った卵に、自分の好きな醤油を使って味付けをした卵かけご飯が食べられるのです。 ワタシはダシの入った卵かけご飯専用の「たまごかけしょうゆ」よりも国産丸大豆100%の天然醸造の生醤油(しかも無ろ過!)の「吟醸純生しょうゆ」の方が良かったですねぇ。もう、最高の卵かけご飯でした♪

醤油王国では卵かけご飯の食べ方についてもいくつもの方法を紹介してありました。

●「卵に醤油をたらしかき混ぜてからご飯にかけるタイプ」
●「かき混ぜた卵をご飯にかけて、それから醤油をたらすタイプ」
●「最初にご飯に醤油をたらしご飯を軽く混ぜてから、かき混ぜた卵をご飯にのせるタイプ」

など、醤油をたらすタイミングに注目した区分や、

●「ご飯に卵をかけてから、ご飯と卵をよーくかき混ぜるタイプ」
●「ご飯と卵とをあまりかき混ぜないタイプ」

など、ご飯と卵のかき混ぜ具合に注目した区分があるようです。

ワタシは醤油王国で食べたときは、

●「ご飯に醤油をたらし軽くかき混ぜ、その後にかき混ぜた卵をのせ、ご飯と卵を軽くかき混ぜるタイプ」

が最高だと思ったのですが、家に帰ってから試行錯誤をした結果、

かき混ぜた卵をご飯にのせ、その後、醤油をたらし、ご飯と卵を少しずつかき混ぜながら食べるタイプ

が気に入りましたねぇ。これぞ、真けさぱさ流と呼びましょう。

卵に醤油を先にたらしてかき混ぜると、生醤油の風味(乳酸菌飲料のような風味がするのですよ!)が弱まってしまうような気がするのですよ、だから、卵と醤油はあまり混ぜ合わせない。事前にご飯に醤油をたらすのはこれこれで美味しいのですが、白いご飯を汚しているような気がして気が引けるし、炊き立てのご飯の香りが薄れるような気がする。ご飯と卵をかき混ぜすぎると泡立ったようになり見た目が悪いし、やはり醤油の風味が消え、さらに卵のふわふわ感が薄れてしまう。 だからこそ、真けさぱさ流が一番よいのです。

ご飯、卵、生醤油、これらが軽く混ざった状態で口の中に入り、そこで初めて融合しあう。そんなイメージですかねぇ。ご飯、卵、生醤油の個別のよさが最大限に引き出され、その後、お互いが融合し合い、更なる高みへと導いてくれるって感じです。

ま、こんなのはそれぞれの個人の好みで好き勝手にやって、あーだこーだと言っているのが楽しいんですけどねぇ。



醤油王国では自分で絞った生醤油をそのままビン詰めにして買ってくることができるのです。 当然ワタシも買ってきましたよ。にへどん手絞りの生醤油です。必ず冷蔵保存で、しかも1ヶ月ぐらいしか日持ちがしないので、毎月ここへ買いに行く楽しみができたってわけですねぇ(^^)

2008.5.20

※「けさらんぱさらん」の技師長、おやじー氏ことzautale のブログにも この醤油王国探検のことが書かれています。是非、ご参照ください。