語源について チリ在住の鈴木さんからの情報です。
2002年8月29日に頂いたメールです。

初めまして。チリ在住、3人の子持ちパパの鈴木です。
ホームページを楽しく読ませて頂きました。
私の出身は静岡県の浜松市で、小学生の頃、クラスでケセランパサランが流行りまし た。
また「ケセランパサラン日記」も図書館で借りて読んだことがあり、結構凝っていま した。
その後、20年以上が経ち、ここ10年は中米、南米でフリーやサラリーマンのスペ イン語通訳等をしていましたが、本日突然「あっ、ケ・セラン・パサランって、スペ イン語だ!」と気付きました。
あるいは、もうみなさん御存じかもしれませんが、おせっかいな解説を。

「何だろう?何が起こるんだろう?」というのが「QUE SERAN PASARAN」の訳です。
QUEはケと発音し、英語のWHATにあたります(スペイン語はKを使わないのでカキクケ コがCA QUI CU QUE COとなります)。SERANは英語でいうBE動詞で、原形はSER、その 3人称複数未来形です。PASARANは原形がPASAR、通る、起こる、等の意味があります。
で、QUEはSERANにもPASARANにもかかっていて、上記の意味となるわけです。
ちなみに「ケ セラ セラ」の歌を御存じの方もいるかと思いますが、あれはSER動 詞の3人称単数未来で、意味はやはり「何だろう」ですが、歌詞の内容からして「何 がどうなるんだろう(どうなってもいいや)」の意味合いがあります。

昔の殿様の「余は満足じゃ」の余はスペイン語のYo「ヨ」から来ているらしいのです が、おそらく昔日本に来たスペイン人に、空を飛んでいる白い綿毛を指して「あれは 何だ?」と聞いたら、その人も分からなかったけど、でも興味があったので「ケセラ ンパサラン」と答えたのを「そうか、ケセランパサランというのか」と解釈した、と 乱暴な仮説をたててみました。

ホームページを読ませていただいたのですが、ポルトガル語のPEDRA(ペドラ、石の こと)を「へいさら」と読ませるのは、おやじギャグ連発の私に言わせれば無理があ るとおもうのですが、、、。

ということで、また。

メールありがとうございました。
とても貴重な情報です。昔、初めてオーストラリアに渡ったイギリス人が、おなかに袋のある動物を見て、 「アレはなんという動物だ」と現地民に聞いたところ、その現地民は「解らない」という意味の「カンガルー」と答えたのに、 そのイギリス人はその動物の名前がカンガルーなんだと誤認し、それ以来、その動物の名前がカンガルーになったという有名な説と、同じタイプの語源ですよね。
『カンガルー式命名法』とでも名づけましょうか。
しかしスペイン語の「QUE SERAN PASARAN」と、『稀有稀現=ケサランパサラン』という説における稀有稀現 の意味が良く似ているのがとても興味深いですね。「QUE SERAN」≒「稀有」(何なんだ?≒存在が珍しい)、 「QUE PASARAN」≒「稀現」(何が起きるんだ?≒起きるのが珍しい)って取ることができなくもないですよね。

それと日本語で「さっぱりわからん」と言う場合の「さっぱり」も 「SERAN PASARAN」と似ている気がしますが、考えすぎでしょうか?
本当は「けさらんぱさらん解らない」(何なのか、何が起きるのか解らない)と言ってたのが、 「さっぱり解らない」となったのではないのでしょうか?)

思いつきで書いちゃいましたが、どなたか言語学的なご意見をお願いします。(笑)

大変有意義な情報、ありがとうございました。
是非、今後も情報お待ちしております。




皆様のけさぱさ体験を教えて下さい。楽しい情報と

  1.けさらんぱさらん・どっと・こむ に掲載して良いか否か。
  2.掲載しても良いハンドルネーム


を一緒に書いていただけると嬉しいったらありゃしないデス。