絵本「てんさらばさら」について

「とまとびーる」さんからの情報。
   2007年8月28日に頂いたメールです。

はじめまして。
ホームページ楽しく読ませてもらいました。
絵本『てんさらばさら』についてですが、 子供時代に読んだ記憶があります。

『こどものとも』で読んだので、 『てんさらばさら てんさらばさら』 のほうではないか、と思うのですが。

あらすじはうろ覚えながら記憶にあるので、 参考になるかは分かりませんが、以下に書いてみます。

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昔、あるところに少女がいました。
ある日、少女は天から白いふわふわしたものが降りてきたのを見つけ、捕まえました。
少女はばあさまに、それを見せて、何であるか訊ねました。

ばあさまは、それが「てんさらばさら」とよばれるものであること、 おしろいを食べて育つこと。 飼っているものに幸福をもたらすこと。 飼っていることを知られてはいけないこと、 を教えてくれました。

少女はそれを小さな箱に入れ、おしろいを与えて、こっそり飼い始めました。
「てんさらばさら」は徐々に数が増えていきました。
少女も娘になり、妻になり、母になりました。

彼女は幸福でした。そして、この幸福は「てんさらばさら」がもたらしてくれたもの、と、 ますます「てんさらばさら」を大切にしました。

しかし、困ったことがありました。
はじめは手のひらに収まるような小箱でかえましたが、 数が増えるにつれ、大きな箱に移し変え、しまいにはつづらで飼うようになりました。

そうなると、人目に立ち、徐々に夫が不審に思うようになりました。
ある日とうとう、夫はつづらの中身を見せるよう妻に迫りました。
妻はつづらを抱えて逃げ出しました。

夫は妻を追いかけました。
とうとう妻は転んでしまいまいた。
持っていたつづらは投げ出され蓋が開いてしまいました。
つづらからは無数の「てんさらばさら」が、ふわふわとんでいきました。

追いついた夫は、妻の秘密を悟りました。
夫は妻に言いました。
「おまえが幸せなのは、てんさらばさらがあったためではないよ。」 と。

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…ずいぶん長くなってしまった。
しかも、秘密がばれてしまうのでは、というスリルや、 ラストシーンの、夫の強さに裏打ちされたやさしさが伝わらない(泣)

てんさらばさらが飛び立つシーンは、子供にさえ、 主人公の下で幸福のシンボルとしての役割を終えたてんさらばさらが、 今度はほかの、幸せを求める誰かのもとにとんでいくんだなあ、 なんて感慨を抱かせるとても良い絵本だったのに。

HP掲載については、こんな情報でよけれは掲載していただいてかまわないんですが。
しかし、絶版とはいえ、著作権の問題がありますよね。
しかも、こんな拙い文章であらすじ紹介、なんて、作家の方に失礼極まりないですよね。
私が、ケサランパサランに興味を持ち続けるきっかけとなった原体験を 誰かに聞いて欲しかったので。

掲載に問題があるようでしたら、お聞き流しください。

とまとびーる




とまとびーるさん、情報ありがとうございます。
著作権のことを気にされておりましたが、原文写しではない、とまとびーるさんの 意訳のようですので、問題ないでしょう、とワタシが判断して掲載いたしました(^^;

ご紹介いただいたお話は、阿蘇和夫先生の「てんさらばさら」に掲載されていた、 わたりむつこ さく、ましませつこ え の「てんさらばさら てんさらばさら」と とても似ています。(たぶん同じ話だと思います)

その話の中でも最後はケサパサに逃げられてしまうのです。(「てんさらばさら」掲載の話では ツヅラに入りきらないほど増えて、大きな袋の中にいれて持ち出そうとしたときに、 子供と夫に見つかり追いかけられ、そこでふくろからケサパサがあふれ出して逃げ出してしまうのです。)

そして、事情を知った 夫が「そんなものなくたって、おれたち いくらでも しあわせになれるさ」 と言うんですよ。
主人公の妻(「まゆ」という名前でした)は「これからはじぶんのちからでやってみよう」という 勇気がわいてきて、「あのてんさらばさらは、きっとまた だれかがひろって だいじにするでしょうね」と いう台詞につながっていくのです。

ケサパサは大切に育てられると増え続け、そして幸せを与え、そしてその人の手を離れて、また別の人に幸せを運ぶために旅をする、 という、幸せが人から人へと伝わっていくという感じがとても良いですねぇ。
なんだか、人生の教訓のようなきがしませんか?

とまとびーるさん、これからも素敵な情報をお願いしますね。



皆様のけさぱさ体験を教えて下さい。楽しい情報と

1.けさらんぱさらん・どっと・こむ に掲載して良いか否か。
2.掲載しても良いハンドルネーム


を一緒に書いていただけると嬉しいったらありゃしないデス。