
六匹のケサパサ

「猫44」さんからの情報。
2008年8月25日に頂いたメールです。
はじめまして。足立区在中の猫44と申します。
この夏初めて植物タイプのケサパサと出会いました。
仲間を呼ぶということですが、私のところにもその日から次々とケサパサがやってきてますので聞いてください。

一匹目。
空高く飛んでいるのを近所の子供たちが「ケサランパサランだ」と見上げていました。
四十代半ばの私はもちろんケサランパサランのブームも言い伝えも知っていましたから、
「えええっ!まさか、こんなところに!どこどこどこ〜」と焦りましたよ(笑)
それは夏の日を浴びてキラキラ輝き、ほんとに美しく飛んでいました。
妖精…神様…なんともいえずウットリな光景でした。
今でもその様子は目に焼きついていて、思い出すだけで幸せな気持ちになるぐらい印象的でした。
でもその場所はその光景には相応しくない交通量の多い大通りで、しかも電信柱よりずっと上のところを飛んでいたので、とてもとても手の届くような状況ではありませんでした。
その時はそのまま通り過ぎましたが、どうにも気になって引き返してみました。
するとまだケサパサは高い空をキラキラ漂っていました。
目で追ってゆくと横道にそれてゆきます。慌てて追いかけてゆくと、なんと私の近くにフワリと降りてきたのです。
道に落ちて転がって逃げていこうとしたので慌てて捕まえました。
それはそれは興奮しましたよ。胸が高鳴りましたね。
そのとき、もう一匹一緒に空高く飛んでいましたがそれは何処かへ行ってしまいました。

二匹目。
翌日のこと。今度は道をすごい速さで転がりながら私のところへ来るケサパサが!!
昨日一緒にいた一匹!?などと思いながらこの子も連れ帰りました。

三匹目。
すぐ後日でした。同じ場所の空中に漂っていました。
今度は目の高さぐらいに現れ、これは手を伸ばすとスッと手の中に。なんだかちょっと怖くなりました。先の二匹の家族か…などと思ったりして(笑)
でもその後、ケサパサを毎日のように見かけるようになり、やっぱり只の植物の種なんだろうな…と少しばかり落胆しました。
で、ためしに近所の生垣に引っかかっていたケサパサを土に植えてみました。
残念ながらというか、ちょっぴり嬉しいというか芽は出ませんでした(これで四匹ですがこの子は数に入れないことにします)

四匹目。
こんな調子でよく見かけていたのでこの時は「またか…とりあえず捕まえとこ」などと勿体ないことを思ったと思います。出会ったときのことも覚えていません。

五匹目。
つい一昨日のことです。
スーパーの駐輪場にフワフワと飛んできたので「おいで」と手を伸ばすをスポッと手の中に降りてきました。
何のためらいもなく…という感じでしたよ(笑)

そして今日六匹目。
雨降りの夕方でとてもケサパサに出会うような状況ではありませんでした。
自宅団地のエレベーターが混んでいたので、いつもは使わない階段を使うことにしました。
すると片隅に小さな蜘蛛の巣が。そこに「助けてくれぇ〜」とケサパサが(笑)
巣には蜘蛛さんもいましたが救出してきました。ぺしゃんこになってしまいましたが
しばらくするとシャンとしてくれました。
以上がこの夏の六匹のケサパサとの出会いです。
それで感じたことですが、こやつはやっぱり単なるアザミの種なんだろうなと思う訳です。
でもどうもそれだけでは片付けられないというか…
植物の種のフリした何者か…妖精。妖怪?
あんなにフワフワと軽い綿毛が自分の手の中にスポッンと入ってきたり、コロコロ道を転がってきたりと感情があるようにしか思えないのです。
突然現れた可愛い妖精たちはまだまだ仲間を呼ぶのでしょうか。

また何かあったらご報告しますね。
長々と聞いていただき有難うございました。
猫44より





猫44さん、メール&画像ありがとうございました。
すごい6連チャン(実際には7連チャンですか)ですね。

いただいたメールの中には、いくつかワタシにとって「ビビッ」ときたことがありました(^^)

まず、最初の1匹目のときですが、
飛んできたケサパサ君たちを見つけた子供達が「ケサランパサランだ」と言ったということですが、いやー、実に嬉しいですねぇ。最近の子供達の間にもケサパサが流行っているということですかねぇ。いやー、いい時代になってきました。是非、学校でもっともっと流行ってもらいたいものですねぇ。

また、まるで捕まえて欲しいがごとく、猫44さんの近くに降りてきたのにも感動ですが、それ以降、次々とケサパサ君たちがやってきたことは、まさにケサパサ君たちの習性通りの行動ですねぇ。こういう報告をいただくと実に楽しい気分になります。

猫44さんのおっしゃるとおり“こやつはやっぱり単なるアザミの種なんだろうなと思う訳です。
でもどうもそれだけでは片付けられないというか…”というのは、すごく良くわかります。ワタシのケサパサに対する気持ちも、まさにそのような感じなのです。

今後、この“こやつはやっぱり単なるアザミの種なんだろうなと思う訳です。
でもどうもそれだけでは片付けられないというか…”というフレーズを使わせていただきたいです(^^;

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