|
|  |



夢の出来事はコントロールできるのか?

ワタシはかなりの頻度で仕事の夢を見るのですが、どういうわけか、夢の中の仕事でもトラブルに巻き込まれることが多いのですよ。夢の中でああだこうだと、解決策を模索していたりするわけですが、大抵の場合、解決策が出る前に目が覚めてしまうんですねぇ。。。で、目が覚めてから、やっぱりああしておけば良かった、こうするべきだった、とあれこれ悩んで、挙句の果ては、このトラブルが解決するまで起きるわけにはイカン、とか思って、再び夢の世界に戻るべく二度寝に入ったりするわけです。

しかし、そういう場合ほとんどが同じ夢の世界に戻る事はできず、別の夢の世界でまた別の事件にまきこまれ、それが解決できずに目が覚めてしまい、またまた、これが解決するまで起きるわけにはイカン、となって、また眠りにもどり、そうすると、また・・・、という感じで、毎朝毎朝、二度寝・三度寝を繰り返している次第であります。

夢の中で起ったトラブルを解決できずに目が覚めた、というのも非常に後味が悪いのですが、空を飛んでいる夢を見て、実に気分爽快だったのに、急に失速して地面に落ちそうになってしまい、あわてて両手をバタバタと動かしていたら目が覚めた、なんてのも実にモドカシイですよねぇ。こういう場合、夢の世界に戻ってまた自由に空を飛んでやろうなんて思っても、肥溜めに落ちてもがいている夢なんかを見てしまい、こんなんだったら二度寝しなきゃよかったなんて、実に悔しい思いをしたりするわけです。

人生と同様、なかなかままならない夢の世界ですが、たま〜に自由にコントロールできる夢をみれる時ってありませんか? まるで自分が神か、はたまた映画監督にでもなったかのように、風景や登場人物やシチュエーションを自由に変えられたりする夢なんですが、そういう夢を見た経験ってないですかねぇ?

今回の研究テーマは、どうしたら自由にコントロールできる夢を見ることができるか? なのです。実は、ワタシはこの方法のヒントを学生時代に見つけており、それをすでに20年以上も研究していたのですよ(エッヘン)。どんなときでも夢をコントロールできる、というわけにはいきませんが(それができたら、前述したような悔しい夢を見なくてすむのですが)、あらかじめ準備をすれば、かなりの頻度で制御可能な夢(これからこれを a Controllable Dream = CD と呼ぶことにします)を見ることができるようになりました!(後述するように、まだまだ問題点はたくさん残っていますが。)

今回はCDを見る方法についてのワタシの研究の成果を、ほんの一部、紹介しましょう。

夢の中でホッペタをつねると痛くない?!

今はそんなベタなドラマはないですが、ワタシが幼少のころは、彼女にプロボーズしてオッケーされたときとか、勉強のできないキャラがテストで100点とったときとかに、自分のホッペタをつねって、痛いからこれは夢じゃない、っていうシーンが出てくる場合が良くありました。それくらい世の中的には、夢の中でホッペタをつねっても痛くない、ということは常識のようなのですが、皆さん、本当に痛くないですか? (あ、これ、今後アンケート取ってみよう。)

ワタシの場合、夢の中でもちゃんと痛いです。それ以外にも、夢に関する常識でワタシには当てはまらないというものが結構ありますねぇ。例をあげますと、ワタシの夢はフルカラーです。ワタシは夢で五感が全て働きます。つまり、夢の中で食事をすれば、味も、舌触りも、香りも全て感じることができます。夢の中で蚊に刺されれば痒いですし、痒いところをかけば気持ち良いですし、かき過ぎるとヒリヒリします。正直、ワタシは夢の中で、これが本当に夢なのかどうなのか、すごーく悩むことがありますよ。

たとえ夢を自由にコントロールしたとしても、その夢が白黒で、しかも視覚と聴覚でしか味わえないようものだとしたら、喜びも半減してしまいます。やっぱり、まるで現実かと間違えるようなリアルな夢(Marude Majikato Omottaze = MMO)を見ないとはじまりませんよねぇ。 じゃあ、どうすれば MMOを見ることができるのか? うーん、残念ながら今のところ、この質問に対する回答はきちんとまとめられていないのですよ。これに関してはどなたか研究していただけませんかねぇ。ワタシは既にMMOに問題はないので、これを研究するモチベーションは殆ど無いんですよねぇぇぇぇ。

で、CDを見るための方法です。 −トレーニング編です−

どうすればMMOを見れるかはひとまず置いておいて、CDを見るための方法を説明しましょう。これには大きく2つの事が重要になってきます。1つは「CDを見るための能力アップのトレーニング」、そしてもう1つが、「CDを見るためのシチュエーションづくり」です。これらについて順じ説明していきますデス。

まず最初が「CDを見るための能力アップのトレーニング」です。これは「パッシブ・メディテーション」と「アクティブ・メディテーション」という2つの瞑想トレーニングがあります。ここでこれらについて詳しく書くのは、飽きっぽいワタシには結構ツライので、かなり端折って書きます。あとは各自で自習するようにw

T.CDを見るための能力アップのトレーニング

パッシブ・メディテーションの方法

リラックスしてソファーやベッドに横になって目を閉じ、頭の中に自然と湧き上がるイメージをあくまでも受動的に認識していきます。次から次へと湧き上がるイメージ、風景、感覚などを認識し・静かに頭の片隅にどけ・次のイメージが沸きあがるのを待つ、ということを繰り返し行います。ここで大切なのは、湧き上がったイメージに対する“説明”を考えないことです。単に、湧き上がるイメージに“注意を向ける”程度の意識感が大切です。これを繰り返していくと、“イメージと自分の感情との紐付け”のようなモノが出来上がってきます。(マジか?)

アクティブ・メディテーションの方法

これもリラックスし、そしてものすごく集中して行う必要があります。空を飛ぶ夢というテーマで例をあげれば、まず空を飛ぶために高い塔に登る、ということで、高い塔をイメージします。高い塔がイメージできたら、ここに登るためには、塔の入り口から中に入らなければ成りませんので、塔の入り口をイメージします。そして入り口を入る自分をイメージします。入り口の中には塔のてっぺんまで続く螺旋階段があります。これをイメージし、そこを登る自分をイメージします。何段も何段も、それこそクタクタになるまで登っていきます(登っていく自分をイメージします)。そうするとようやく屋上に出るための扉が見えてきます(扉をイメージします)。そこを開けて屋上に出ます。屋上から回りを見渡します。空は青々と晴れ上がり鳥が飛んでいます。足元には町並みが、遥か彼方に水平線が見えます。

さらにもっとディティールまでイメージします。屋上には柵がありますか? ないですか? 柵は金網ですか? 鉄格子ですか? とにかく可能な限りイメージを続けます。

一番いいのは、実際に灯台のような場所に登って、そのときの風景や構造物のディティールを写真に撮って、それを何度も見返しながら、脳裏にその世界を構築してしまうのが良いでしょう。

だけど風景や構造物をイメージするだけではダメで、その構造物にどうやって自分が入ったのか、どうやって昇っていくのか、そのときどんな感じ(疲れたとか、屋上に出たときの爽快感とか、屋上から下を見たときの恐怖感とか)をキチンとイメージすることが大切です。これをこれでもかというぐらい精神集中をして行っていくのです。

これら2つの瞑想トレーニングによって、自分の意識をイメージ化する能力がかなりアップしてくるはずです。

CDを見やすくるするにはシチュエーションが大切です。

次に、CDを見やすくするためのシチュエーションづくりについて説明します。これは肉体をCDを見やすくするためにどういう状態に持っていけばよいか、ということと、CDを見やすくするために寝室や寝具をどのようにしたらよいか、という2つのポイントがあります。

U.CDを見るためのシチュエーションづくり

肉体をCD向けに追い込む

これはワタシの経験則ですが、徹夜明けの時によくCDを見ることができるようです。
ということで、CDを見ようと思う前日(実はCDは昼間に寝たほうが良く見れます)に徹底的に頭を使う事をして徹夜しましょう。単にDVDを見ていた、程度ではダメです。本を読むだけでもまだ足りないです。ワタシの場合は学生時代、物理学を専攻していましたので、物理学の教科書を引っ張り出して、難しい問題をただひたすら解きまくる、というのが一番効果的ですが、これは“仕事のレポートを一晩中つくる”でも良いかもしれません。とにかく徹底的に頭を疲れさせた上で徹夜する、というのが大切です。あ、それと酒を飲んではいけません。タバコはワタシは吸わないのでどうなんでしょうかねぇ。頭が冴えるという程度ならばアリなのかもしれません。

朝方まで頭を使って徹夜をしたら、シャワーを浴びてちゃんと身体と、そして髪の毛を洗いましょう。ついでにヒゲもそり、歯も磨き、耳掃除もして、肉体的にピッカピカにしましょう。そして清潔でリラックスしやすく、身体を締め付けない服(寝巻き)を着ましょう。

環境をCD向けにセッティングする

まずは清潔で寝心地の良いな寝具を用意します。そして、空調を少し低めに設定します(結構これが重要です)。そしてちゃんと掛け布団をかけます。
カーテンを閉めますが、外の明かり(もう、既に朝日は昇ってきているでしょう)が薄っすらと差し込むぐらいが丁度良いようです。これで準備万端です。寝具に入り、真っ直ぐに上を向き、背筋を伸ばした姿勢で目を閉じます。

で、いよいよCDの世界に入っていきます。

寝具に入り目を閉じたら、まずはユックリと睡魔に身をゆだねましょう。しかし、一晩中頭を使っていたので、頭が重いような感じがして、眠たいのに脳細胞が活性化している、という状態になると思います。これがCDを見るための必須条件なのです。

少しすると、まだ頭は起きているはずなのに、夢を見始めている、という状態になってくると思います。さあ、ここからがCDの始まりです。

この段階で、「アクティブ・メディテーション」を行ってみましょう。

今、貴方はまっすぐな道に立っています。しかし、回りの風景はよくわかりません。そこで、この道の左端には白くて高い塔がある、と念じます。貴方はユックリと道の左側に首を回してみます。すると、確かに白くて高い塔がありました。貴方はその塔の方へ向って歩きます。塔の前にたどり着きました。でも塔への入り口がありません。そこで、この塔をぐるっと右に回ると扉がある、と念じます。そして貴方は塔の右側へと歩きます。すると塔の右側に扉があるのを発見しました。貴方はその中に入ります。後は、塔の螺旋階段を息を切らせながら登って屋上にたどり着くのです。

貴方は塔の屋上から下界を見渡しています。よく晴れた青空に白い雲がポツンポツンと浮かび小鳥が飛んでいます。足元にはまるでミニチュア模型のような町並みが、遥か彼方には港町があり、船が泊まっています。あなたは塔の屋上の手すりを乗り越えて屋上の端に立ちます。

目もくらみそうな高さですが、貴方はこれが夢の中の出来事だということをキチンと認識できていますので、恐怖心を楽しむゆとりがあるのです。

貴方は、そこから更に前へ進み、両手を広げて飛び出しました! 最初はグーンと落下していく感じがしましたが、貴方は空を飛べるということを信じきっています。すると落下する速度にブレーキがかかり、今度はグオーンと上昇し始めました。今、貴方の身体は重力の鎖から解き放たれ、自由に空を舞っているのです。夢の世界だとは判っていても、飛行中に方向転換をする際に、肉体は遠心力や浮力を確実に感じとっています。これぞイメージが作り上げた超感覚の世界なのです!

ここが、普通の夢とCDとの違うところです。

こうして見ている空を飛ぶ夢は、意識によってコントロールできる夢だということが通常の夢と大きく違うところです。

例えば、ただ空を飛ぶだけでなく、自分の意思で、真っ逆さまに急降下をして、そこから地面すれすれで急反転、急上昇なんてこともできるわけです。ワタシはそんな場合に、今までに経験したことがないような強烈な加速度を楽しむことができるのですが、これはMMO体質と関係あるのでしょうかねぇ。“今までに経験したことがない”感覚については、夢の中の感覚というのは自分が過去に体験した感覚が蘇ってくることで起きるのでしょうから、こうした強烈な加速度の感覚というのは、過去に乗ったジェットコースターなどの体験を脳みそが覚えていて、それが急降下・急上昇する夢で再生された、とするのが正しいのでしょう。

CDにおいては、単に、空を飛ぶときの姿勢を制御できる、というだけではありません。例えば、エジプトのピラミッドの上空を飛びたい、と念じることで(瞑想トレーニングによって貴方のCD能力が十分に高められている場合には)、飛んでいる場所自体を変えることもできるのです。ただ、ワタシの経験から言うと、こういう場合は、いきなり場所を変化させると念じるよりも、まず、雲の中に入りその中をしばらく飛び、この雲の外に出たら、そこはエジプトの砂漠の上空だ、と念じた方が成功する確率は高くなります。雲から抜けてエジプト上空に着いた瞬間に、強烈な太陽光線を身体全体に感じることができるはずです。

このように、ただ空を飛ぶ夢を見る、だけではなく、自由に制御できる空を飛ぶ夢を見る、というのが普通の夢とCDとの違いなのです。

ここでポイントがあります。

このような感じで、自由に空を飛ぶ夢を(自分の意思で)見ることができると良いのですが、実は落とし穴があります。

落とし穴とは「疑う心」に他なりません。
例えば、塔の入り口を見つけたときに、心のどこかで「この扉には鍵がかかっていて入れないのではないか」と考えたとします。すると、そのイメージが夢の中の世界に影響を与え、実際に(夢の中の)塔の扉には鍵がかかってしまい、貴方は塔の中に入れなくなってしまうのです。夢の中では、貴方が考えたことが現実として起きてしまいます。ですから「疑わない心」「成功することを当たり前だと感じる無邪気な心」が大切になってくるのです。

しかし、このような落とし穴は、実際にCDを見ようとするとかなりの頻度で起きてしまうのですよ。「失敗することを望むようなヒネクレた感情」が芽生えてきたり、精神を集中した状態に保つことができなかったり、こうした場合は絶対にCDは成功しませんねぇ。ワタシの場合、精神修行がもっともっと必要なようです。これを克服したときこそ、ワタシの現実逃避生活は完成するんでしょうけどねぇ。

そんなわけで、ワタシもまだまだCD修行中の身です。皆さん、日頃の鍛錬こそが、CDの達人(CDマスター)への唯一の道ですぞ。考えていることをイメージ化する能力をアップすること、純粋なキレイ心を持ち続けること、そして、安定した精神状態を保つこと。同士諸君、ともにCDマスターを目指そうではないか!



|