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●古代の丘で縄文を想う


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1.今こそ縄文時代に学べ

「縄文時代」は今から15,000年ぐらい前から2,400年前までの間、1万数千年間も栄え続けた日本の古代文明です。これは世界にも類を見ない長期間の文化だったらしいのですが、縄文時代が凄かったのはその「長い継続期間」だけではありません。

縄文人は「複数の家族が集まった部落」をつくり、「定住を基本とした狩猟・採集生活」を営み、「日本全国にまたがる広大な貿易網」を持ち、「部族間抗争の無い平和な暮らし」を行い、「怪我人や病人を介護する習慣」を持ち、「自然信仰に基づいた繊細で華麗な芸術」を育ててきたのですよ!

そんな縄文時代に触れたくて、2018年秋、山形県長井市の「古代の丘 縄文村」に行ってきました。

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2.古代の丘 縄文村

縄文土器、竪穴式住居、土偶、縄文時代の生活様式、まずはここで縄文時代を学びましょう♪

ひとくちに「縄文」と言っても、模様をつけるための縄の結び目の作り方によって、多種多少のパターンが生まれるのです。

蕎麦屋、資料館、遺跡、そしてバンガローや交流感まである広大な敷地なんです。

縄文人の特徴が書かれたパネル。赤線を引いた「長時間しゃがみこむ習慣をもっていた」という箇所が無性に気になりますねぇ。

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3.やっぱり土偶だ

実に緻密でユニークな形状。見てるだけでドキドキ・ワクワクしてきます♪

何かを模したというよりも「感じたものを形として表現した」のではとも思いますねぇ。

広場に置かれた巨大な土偶たち(レプリカ)。ここにいると無性に楽しくなってきます♪ 車じゃなければビールを飲んでゴロゴロしていたかったですねぇ。最高だぜ、土偶!

ちっこい土偶を発見!

わけ判りませんが、とにかく凄いです。見ているだけでウキウキしてきます♪

ボクが一番気に入ったのがコイツ。なにも語らずただ隣にいてもらいたい。

超有名人! いったい彼(彼女?)は何者なの? 

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4.縄文時代の遺跡

冬至の日の日の出の位置と関係するように立てられた柱でしたっけ? ボクも自宅のベランダに太陽の位置と関係するオブジェを立てて測っていたことがありました♪

竪穴式住居の構造やデザインには職人芸が光っていますねぇ。1万年前から日本人は職人気質だったのです。

竪穴式住居の内側。どれくらい雨風や寒さを防げたのでしょうか? ためしに数日間、暮らしてみたいですねぇ♪

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5.土偶レプリカと語り合う

資料館で販売していた土偶レプリカ。レプリカと言えどもちゃんとした焼きモノでかなりのクオリィテーなんです。彼と向き合い酒を呑むと、1万年以上の時を越えた「魂の交流」を味わうことができるのですよ♪ 「縄文時代」はボクたちが豊かな人生を歩むための大きなヒントになるような気がするんですよねぇ。