一人旅ネタ&散歩ネタを紹介|けさらんぱさらん|

●鬼の博物館にいたのは鬼だけじゃなかった!


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1.その名も鬼の館

今回は4泊5日で東北地方を回り、縄文時代や鬼について見て回ったときの記録を書きます。やはり東北地方は縄文や鬼が熱いです!

たまに言われることに、「東北における鬼とは、大和朝廷にとって最大の脅威であった奥州・出羽(今の東北地方)の豪族たちのイメージを具現化したもの」という説がありますが、恐らくそうなんじゃないかなぁって思います。

今回紹介する「鬼の館」でも、北上の人にとっての「鬼」は自分たちの「誇り」なんじゃないのかなぁって感じましたねぇ。

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2.ワクワクする鬼の博物館

入り口でいきなりコレがお出迎え!

河童もやっぱり鬼の仲間か?

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3.古今東西の鬼の面

鬼の面、というのが実に良いのです!

オーストラリアの『クランブス』というものらしい。

ネパールの『ラケー』

ペルーの『サハラ(蛇)』

なんとなくインドの『ガルーダ』っぽい

黒石寺蘇民祭の『鬼子面(吽型)』

最後に登場するのは『大和朝廷の東北侵略に抵抗したアテルイの面』だ。まさに東北の英雄というところか。

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4.成田亨さんの作品がある!

成田亨さんは「ウルトラセブン」などの円谷作品で怪獣やメカなどのデザインと担当された方で、幼少時代からのボクのヒーローの一人なのです。そのももこの「成田亨作品」を見るためにここに来たのですよ!

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5.今でも残る鬼文化

かなりヤバイ雰囲気を持つナマハゲ系の何か。彼の顔のアップがこのページの一番上にある写真です。ヤバ過ぎて何も言えない・・。

山形の奇祭に登場する「カセ鳥」。火事を防ぐことを祈願し、旧正月の寒空に彼らに水をぶっ掛けるイベントが行われています。みうらじゅんさんが歌にしていますよ♪

現代版の「百鬼夜行」らしい。社会風刺などを盛り込んでいるのでしょう。

「鬼に出会ったときの心得」など便利な情報が書かれていました♪

「鬼」の漢字を分析すると、鬼にはあまり良いイメージはなさそうなんですが・・。

「市民憲章」に「鬼すむ誇り」と歌っています。一般的な鬼の概念とは異なり、この地では鬼は「誇り」なんですよ!

出口にはおなじみの彼らが並んでいました。彼らが鬼の仲間なのかどうかは不明ですけど♪

東北における「鬼の存在」って、実に面白いですよ。これから「鬼ブーム」がやってきますよ、きっと!