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●関東ふれあいの道「湖のみち」を歩いてみた


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1.知る人ぞ知る「名ルート」かも

紅葉の季節の高尾山の混雑ぶりは有名ですよね。高尾山口からケーブルカーの駅までなんて「通勤時のオフィス街か?」という感じですし、山頂も座ってオニギリを食べる場所を探すのに一苦労、という賑わいなのです。

ところが同じ高尾山系でも、高尾山口駅から20号線を30分程度南に歩いたあたりから登り始める泰光寺山・中沢山・金毘羅山というルートでは、ほぼ人と出会わず、静かな森の中を物思いにふけりながら歩き続けることができるのです。(秘密です♪)

今回はこのルートを歩き、更に大垂水峠を超え小仏城山に登り、そこから高尾山山頂を目指すという「高尾山系の南側をぐるっと一周コース」を歩いてきました。

総時間約8時間、比較的なだらかな山の中を「ただ歩き続ける」という、ボクにとっては実に楽しかったトレッキングでした。

紅葉が始まりかけた高尾山。直接ではなく南側の山稜を伝い、ぐるーーっと回って登るコースなのです♪

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2.森の中を歩く・たまに見える絶景

高尾山口駅からまずは国道20号線に出て、高速道路のインターの方角にテクテクと歩いていきます。で、梅ノ木橋の手前を左折する道が「関東ふれあいの道」で、まずはここを約一時間歩いて最初のポイントである「三沢峠」まで行きます。

なんとこの区間、ボクは独りの登山客とも出会わなかったのですよ。長蛇の列を作って高尾山に登る「一号路」「六号路」「稲荷山コース」では考えられないですよね。

三沢峠から大垂水峠までの3時間弱のトレッキングの間では、数組の登山客とすれ違ったり追い越されたり追い抜いたりしましたが、それでもそんな程度なんです。実にのんびりとしたコースなんですよ。

山中で見つけました! 「Picture This」という優れモノのアプリで調べると「ハーベストベルズ」という「リンドウ」の仲間の花らしいです。このアプリ、ホント凄いんですよ!

倒木を一刀彫した龍なんです! 最初、これを見つけたときはマジにビビりました。ボクは臆病者なので当然ですよ!

このコースは基本「森の中を歩くコース」なのですが、こんな素晴らしい絶景ポイントもあるのです。一番最後の地図に場所を記載しておきました。

紅葉は3分程度ですかねぇ。紅葉がフルフルになるとこのルートも混在してくるんでしょうか?

こういう森の中の道を独り歩くのって最高なんですよ。「森の散歩」は人を哲学者に変えてくれるんです♪

ここが前半の最終ポイント「大垂水峠」。国道20号線を陸橋で渡るとその先が裏高尾方面です。

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3.実際は小仏城山が終点かな

大垂水峠を越えて昼飯のオニギリを食べ、少し休んでから1時間程、山を登って、次の目的地である「小仏城山山頂」を目指します。

ここでも数人としか出会わず、もしかしたら「高尾山には誰もいないんじゃないか?」なんて錯覚をさせてしまいますねぇ。

小仏城山の山頂。さすがにこの辺りまで来ると人がたくさんいます。彼らは「高尾山方面から来た人」が85%、「陣馬山方面から来た人」が5%、残りが「相模湖方面から来た人」「ボクと同じルートで来た人」って感じでしょうかねぇ。

小仏城山からの風景。八王子の街並みなのかな?

山頂でいただいたコーヒー。ちゃんとドリップなんですよ、しかもカントリーマームまで付いてきた。トレッキングのとき飲むコーヒーってまた格別なんですよね。

天狗があるってことは、小仏城山は「高尾山の仲間」ってことなんでしょう♪

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4.高尾山は激混みでした

小仏城山から1時間かけて高尾山山頂へ着くと、やはりここは激込みでした!

ここから下山まで、前後左右、人に挟まれての行動となります。

高尾山から下山すると、黄昏てきた空に月が輝いていました。8時間を超えるトレッキングもようやく終わり、ご苦労様でした自分♪