謎★伝説探査

災難を防いだ左手の招き猫

皆さんのご存知の招き猫はどちらの手をあげているだろうか?

東京の招き猫で有名な 豪徳寺の招き猫 は右手を上げていいるが、同じ東京の招き猫伝説でもサウスポーの猫もいる。

主人を災難から救った左手の招き猫、それが、この西方寺の招き猫だ。

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西方寺のサウスポー招き猫には薄雲太夫という名前の、猫をとても可愛がっていた吉原の花魁にまつわる言い伝えがある。

あるとき太夫がカワヤに行こうとすると、猫が太夫の着物の裾をつかんで離さなかったのだとか。

その時の猫が、あまりにも恐ろしい形相だったので、恐ろしくなった太夫が助けを呼ぶと、駆けつけた楼主はすぐさま脇差を抜いて猫の首を切り落としてしまった。

すると猫の首はおトイレの下に飛んでいき、そこに隠れていまにも太夫に飛び掛ろうとしていた大蛇に食らい付き、見事噛み殺したのだ。

つまりその猫は「蛇がいるからそっちへ行くな」と太夫の裾をつかんでいたっていうわけだ。

自分を救おうとした猫を殺してしまったことを太夫もとても後悔したようで、西方寺に猫塚をつくり招き猫の像を祀ったのだとか。

そしてその像が左の写真である。

左手を上げているのは、多分、太夫の裾をつかんだ腕が左手だったからだろうか。


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