トップページ
|
このページへのリンク・メディアでの取り扱いについて
|
◆そもそもケサランパサランって何んだ?
遠野市公認カッパ捕獲許可証
ワタシは隅田川のほとりに住んでいたことがある。いわずとしれた(かどうかはわからないが)隅田川は河童の名所であるが、昨今では住民の心の中から河童が消えかかっているのは残念なことだ。
しかし、岩手県遠野市では、まだ河童が頑張っているようだ。「捕獲許可証」を発行するとはちょっと乱暴な気もするが、住民が河童を生活の中で感じているというのは結構アレな感じで良い。
伝承園
にて入手可能
岩手県遠野市土淵町土淵6-5-1
0198-62-8655
ワタシとしては「捕獲したい」ではなく「お友達になりたい」が近いかな。 ま、50に手が届く年齢になって「お友達になりたい」というのもかなりアレなので、「キュウリを肴に一緒に酒を呑みたい」とでもしておこう。
河童の正体としては「川に捨てた水子説」から「水辺で生活する異国人説」までいろいろあるようだが、ワタシは「かつては繁栄していたが、今や衰退してしまった人間とは違う知的生物説」を信じている。
実態があるのかないのか分からない妖怪やお化けなどとは異なり、 河童は物質的な肉体を持ち、独自の社会や文化を持つ知的生物に違いない。 だから河童と一緒に酒を呑むというのは異文化交流そのものだ。
交流を持ちたいのであれば、やはり「捕獲許可証」を持参してこのあたりをウロウロしてもだめだろうなぁ。 だから前回の遠野旅行では河童と出会えなかったのだろう。
次に遠野に行くときには「河童と車座になってキュウリを肴に酒を呑みかわしているイラスト」のTシャツでも着ていくことにしよう。 もちろん酒とキュウリをたくさん持って。
遠野で最も「河童が居そうな場所」はやはりカッパ淵だろう。
カッパ淵は別名「河童寺」として有名な常堅寺の隣にある 小川で、観光客が少ない時間帯は結構いい雰囲気を醸し出している場所だ。
次に遠野にくるときにはこの近辺に宿を取り、早朝や夕暮れ時に独りでこのあたりを探索してみようと思う。 もちろん件のTシャツを着て、酒とキュウリを持参して。
そしてこの常堅寺の名物として忘れてならないのが、写真の「カッパ狛犬」。頭にお皿があり、河童そのものである。
お皿の中には水が溜まり、お賽銭が投げ込まれてあった。 苔がむして「相当昔に作られたんだろうなぁ」感が素晴らしい。
遠野地方の河童のデザインは下の写真のようなものがメインだが、この河童像のデザインは(特に目の辺りや口の形は)、 このカッパ狛犬か取られているような気がする。 そういう意味でも実に重要な石像である。
口を開いた阿形しか見当たらなかったが、吽形はどうしたのだろうか? 厳密に言えば、阿形は「獅子」であり、吽形が「狛犬」のはず。 なので、これは「カッパ獅子」が正しいのでは?