【Fantastic】 遊佐毘沙門堂の化け猫 (Niigata pref.)
新潟の道の駅でこのお面を見つけたのですが、 「遊佐 毘 猫面」と書いてあるのを見て初めて「これは猫なんだ」だと気づいたんですよ。 だって、あまり猫っぽくないでしょ?
そして、何故こんな「猫に全然似ていない猫面」をわざわざ陳列・販売しているのが 不思議に思い店員さんに聞いてみたのですが、「この地域の邪気を払う伝統的なお守り」なんだと教えてもらったというわけです。
昔、盲目のマッサージ師「杢一」が僧侶に肩のマッサージを頼まれ出かけて行きました。マッサージをしていると「僧侶の骨格がどうも人間らしくない」と気が付いて逃げ出したのだとか。
その後、その僧侶は杢一に「私は裏山に住む化け猫だ。このことを誰かに話したら、お前を食い尽くしてやる!」と脅かしたのだとか。 で、当然、杢一はこのことを村人にバラしてしまうわけですが、その瞬間、彼は息を引き取ってしまったのだとか。
で、村人たちは、化け猫を退治するために裏山を捜索しましたが、見つけられませんでした。しかし村人たちは毘沙門堂に集まり、改めて化け猫を倒すための決意を固めていたらしいのですが、なんと化け猫はその毘沙門堂の屋根裏に隠れていたのです。 化け猫は村人たちの騒ぎ声に驚いて屋根裏から落ちてしまったので、村人たちは皆、落ちた怪猫を踏みつけて殺してしまったとのことです。
この出来事は3月3日に起きたことから、それ以来、この遊佐の地では毎年3月3日の夜に 若い男たちが裸で毘沙門堂に集まり、叫びながら押し合いへし合いするのが慣習となっているのだとか。