【Fantastic】 河童の手のミイラを祀る/曹源寺 (Tokyo pref.)
日本有数の台所用品販売街であるかっぱ橋商店街のはずれに、通称「かっぱ寺」と呼ばれる寺があります。
ここには、「河童大明神」を祀る別館「かっぱ堂」がありますが、そこにはなんと「河童の手のミイラ」が祀られているのです。
※「河童堂」の見学には予約が必要ですのでご注意ください。
これが「河童大明神」です。普段目にする「愛嬌たっぷりの河童君」とは完全に趣を異にする神々しくも恐ろしいお姿です。
まず、上の写真をご覧ください。曹源寺にある「川太郎さん」のお墓です。 この「川太郎さん」は実在の人物で本名は「喜八さん」。 1800年代初頭にこの地域で雨具屋(合羽屋)を営んでいたようです。
もともと隅田川の東側であるこの地域一帯は排水が悪く、生活環境としても商売環境としても劣悪な場所だったようです。
そんな中、1814年(文化11年)に「喜八さん」は自らの財力を投じてこの地の治水工事を行ったとのことです。そのため、当時運河に架けられた橋は、かっぱ屋の喜八さんにちなんで「合羽橋」と呼ばれるようになったのだとか。
では、なぜ「河童」と呼ばれるのでしょうか? 実は、過去に喜八さんに助けられた隅田川の河童たちが、治水工事の際に恩返しとして手伝ってくれたからだそうです。
もちろん、ここで言及されている「河童」は、伝説の「頭に皿を乗せ、貝殻を持ち、くちばしのある謎の生き物」ではないでしょう。おそらく隅田川の堤防に住んでいた貧しい人々を指していると思われます。まあ、本物の「河童」が手伝ってくれた方がもっと面白いと思いますが♪
ACCESS :
■ 20-minute walk from JR Ueno Station
■ 12-minute walk from Inaricho Station on the Tokyo Metro Ginza Line
■ 12-minute walk from Iriya Station on the Tokyo Metro Hibiya Line
■ 10-minute walk from Asakusa Station on the Tsukuba Express Line