魔界都市新宿の東側には新宿御苑をはじめとする結構広い広場が残っていますが、 その新宿御苑の少し北側にあるこれまた広大な広場である「戸山公園」には、山手線内最高峰である箱根山(標高43メートル)があります。
元々は源頼朝配下の武将の屋敷跡だった場所を江戸時代に庭園へと改築し、そこに建てられた「人工の山」なのですが、現在では頂上に「三角点」も設置された「正式な山」として認定されているのです。
今回はまずはこの「箱根山」に登りそこから南下して、歴史上の偉人たちと関わりの深い「天神山」まで歩いてみました。
登山道が整備された立派な「山」です!(南側から山頂を眺める)
北側からの登山道はこんな感じ。
山の頂を回遊する形でベンチが並んでいます。(桜のシーズンに撮影した写真です)
頂上からの眺め。意外と広いのです。
桜のシーズンに山頂から南側にある教会的な施設を眺めた風景。結構カッコいいです。
このあたりには「野生のラベンダー」が咲いているのです。 桜とラベンダーとのコントトラストが凄く良い、ホント良い!
魔界都市新宿にも関わらず「蛇」が出るらしいです!
箱根山を降りて道を渡ると南に向かって尾根道が進んでいます。
巨大なカマキリが、ボクに走り寄ってきました。ビビッて逃げ出してしまいましたww
少し行くと神社がありました。人気の神社らしくたくさんの方がいましたよ。
さらに南下して西に曲がると天神山の山頂にある「西向天神」の鳥居が見えます。 西方に流刑された藤原道真を忍んで建立されたようです。(神社の紋が梅鉢でした) 江戸時代には徳川家光が「黄金の棗(茶器)」を下賜したとの言い伝えもあるようですが、実際に「黄金の棗」ってまだ残っているのでしょうか?
立ち入りできませんが富士塚もあります。
神仏習合時代の名残である別院である「大聖院」があります。
ビルに囲まれた気持ちのいい場所です。
周りからも一段高い場所になっています。
「馬鹿だなぁ・馬鹿だなぁ」でおなじみの「新宿の女」の歌碑がありました。 さすが新宿♪
紅皿の墓: 鷹狩に来た太田道灌が雨に遭遇し、近隣の農家に雨具(蓑:ミノ)を借りようとしたら、農家の娘が「山吹の花」を差し出したという伝説があります。
道灌はこの意図が分からなかったのですが、のちにこれは 「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞあやしき」 (山吹の花は何重にも重なって美しいのに、実をつけることはない、という意味)にあやかり「実のひとつだになきぞあやしき」を「(貧しくて)蓑がひとつもない」という意味に掛けてのことだと知り、それ以来、道真は和歌を勉強するようになった、という逸話らしいです。(その娘の歌人としての名前が紅皿)
紅皿伝説にあやかりこの坂道を「山吹坂」というらしいです。