一人旅ネタ&散歩ネタを紹介|けさらんぱさらん|

●もう一度会いたい味/海峡ドッグ


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1.最後の一つを手に入れた

写真にするとちょと見栄えが良くないですが、これこそ「ボクが食べたファーストフードの中でトップ5に入る」と考えている「海峡ドッグ」なのです。しかもこれを手に入れることができる場所は「遥か北の海岸線」ということもあり、おいそれと食べることはできないというのもまた、「海峡ドッグ」に対するボクの想いをより強く・熱くしている要因なんですよね。

ちなみにこの「海峡」というのは、青函トンネル建設を描いた超感動の大作である、高倉健さん主演の「海峡」から取られているんだと、ボクは勝手に考えているのです(ま、本当は「津軽海峡」そのものからのネーミングでしょうw)が、なにしろボクはこの「海峡(映画の)」が大好きなもんで、そういうことも「ボクの中での海峡ドッグの位置づけ」をより高くしてしまうんですよ。

「海峡ドッグ」は、青函トンネルがある竜飛岬から日本海に向けて伸びる「竜泊ライン」 を越え、日本海を少し南下した場所にある「道の駅こどまり」のご当地グルメなのですが、写真でもあるように「(その日は)限定20個」というレアものなのですよ。

そして写真のように「最後に残った一つ」を、ボクはゲットしのです! こうした経験も「ボクの中の海峡ドッグに対する熱い想い」を二階級昇格させているのでしょうねぇ♪

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2.魂に刻まれた幸福の記憶

「海峡ドッグ」は上の写真の通り、この地方の特産物である「ヤリイカ」の唐揚げをパンに挟んだものなのですが、この味付けが実に素晴らしいのですよ。キャベツと玉ねぎのマリネとのマリアージュや、オリジナルのマスタードソースも、ヤリイカの魅力を最大限に引き上げてくれるのです!

おいそれと食べに行けないフードなので、ボクの「海峡ドッグ」に対する想いは、年を追うごとに増していくばかりなのです♪

ちなみにこれは「青函トンネル」を掘った時に使われたトンネルを使った 「青函トンネル記念館」 の写真です。本当に凄い工事で、現在ボクたちは新幹線で函館まで行けるようになっていますが、その礎となった多大なる犠牲とトンネル開通に向けての情熱は涙なしでは語れません。是非、映画「海峡」を観てください。

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3.竜泊ラインを超えてから「海峡ドッグ」を求める旅

「海峡ドッグ」を食べるには、直接、東京から関越で新潟に抜けて北上していく、というのが最短距離かもしれませんが、やはり一度、青森県の竜飛岬まで行き「青函海峡」を見て、更に「青函トンネル記念館」に立ち寄ってから、写真の「竜泊ライン」を越えて小泊へと向かう、とう「無駄な努力」をしてみたいですよね。

ま、環境にも体力にも懐具合にも優しくない行程ですが、ま、人生の喜びなんて、そういう「無駄」なことの中にあるのですから♪

竜泊ラインについて、以前コチラにも書いてみました。