一人旅ネタ&散歩ネタを紹介|けさらんぱさらん|

●峠の釜めし/横川駅


ライン

1.碓氷峠と「峠の釜めし」

これが「峠の釜めし」です。具材は、栗、紅ショウガ、たけのこ、あんず、椎茸、グリーンピース、鶏肉、ウズラの卵、ごぼうで、嬉しいことに「五種類の香の物」が付いてきます。

 

 

急勾配の準備のための待ち時間が「峠の釜めし」を生んだ

1997年10月の長野新幹線開業以降、横川駅は高崎発の信越本線の終点となっていますが、かつてはここから碓氷峠を越えて軽井沢駅へ繋がっていました。

この区間はJR全線内での最高勾配(66.7‰)だそうで、ここを通る列車には動力を補充するための別駆動列車を連結する必要があったため、その時間を利用して乗客が購入することで有名になったのが「峠の釜めし」だったわけです。

雪がチラつく中、列車を連結しているのを待ちながら食べる釜めし。今では想像の中でしか味わえませんが、これぞまさに情緒の極。この区間が廃線になった時期はそれほど昔ではなかったので、なんでその時に信越本線に乗らなかったのかと後悔するばかりですよ。

いまでも横川駅といえば「峠の釜めし」

長野新幹線により利用客もだいぶ減った横川駅ですが、駅前には「峠の釜めし」を販売する食堂や売店が並び、カラフルなテントの下では家族連れや、ボクと同趣味のおじさん達が嬉しそうに釜めしを食べている姿が絶えません。

「峠の釜めし」は上信越自動車道の横川SAなどでも普通に食べることができますが、やはり横川駅で購入して食べるとその感激も10%増し。この10%増し感が ひまつぶしドライブ の真骨頂なわけですよ♪

ライン

2.鉄道との強力なパートナーシップ

横川駅のすぐ前に「荻野屋資料館」という軽〜い博物館があります。ちなみに「荻野屋」とは「峠の釜めし」を製造販売しているお店。前述したように「釜めしの歴史」は「碓氷峠の鉄道の歴史」でもあるわけで、ここでは、釜めしと碓氷峠を走る列車についての「味のある品々」が展示されているのです。

横川駅は実に小さな駅ですが、「峠の釜めし」の密度はとても高く、いたるところにノボリが立っていました。

「峠の釜めし」を食べにここまで来たなら、絶対に立ち寄るべきです。駅のすぐ近くにありますよ。

横川駅で「峠の釜めし」を販売していたときに使っていた肩からかける「駅弁販売台」(本当の名称は知らないけど、あの台ね)が展示されていました!

今ではほとんど見られなくなった「列車の窓越しに弁当を購入するシーン」ですが、ボクは幼少の頃、この方法で駅弁を購入することにものすごいスリルと感動を感じていたものです。

おそらく「幸せだなぁ」と鼻の下をこすりながら「峠の釜めし」を食べたのでしょう♪

全国JR路線のなかで、最大の難所と言われた信越本線「横川〜軽井沢間」の シェルパとして平成9年9月30日まで活躍した「EF63-3号」機関車の動輪です。 これも「荻野屋:が所有しているのですよ! 

ライン

3.碓氷峠は結構面白そう

横川駅構内の“かつて碓氷峠越えのための補助機関車の拠点であった横川運転区”に「碓氷峠鉄道文化むら」が建てられています。ここには蒸気機関車をはじめとした旧式の列車が設置され、イギリスのSLやディーゼル列車にも乗れるほか、なんと教習を受ければ実際に電車を運転できるというのです!

ビビリ屋のボクにはかなり敷居が高いですが、運転はしなくても十二分に楽しめる施設ですよ。それ以外にも「峠道を車で走る」というのもオススメです。碓氷峠は結構面白そうな場所なんですよ。

現在では横川駅は「終着駅」となっていて、線路はここで途切れています。ちょっと寂しい気もしますよね。

ここが「電車を実際に運転できる」との噂の「碓氷峠鉄道文化むら」です♪ 詳しくは「碓氷峠鉄道文化むら」のサイトをご覧ください。